2007年6月29日金曜日

一戸建てがマンションに!?

一戸建てが建つと知らされていて、マンションが建ったら言ってる事が違うー!!となるのは当たり前ですよね。 でも、一戸建てというところで言葉があいまいともとれるのではないでしょうか。


「一戸建て住宅地にマンション群」 地元住民、2度目の請願へ 「新証拠」添える 福岡市東区名島
6月26日10時6分配信 西日本新聞
 「一戸建て用の住宅地と聞かされていた場所に高層マンション群が建設され、ビル風や圧迫感が強く、生活に支障が出ている」として、福岡市東区名島校区の住民団体「名島台高層マンション対策委員会」(蒲池鎮光委員長)の役員らが近く、事業者が住環境に配慮するように、市の行政指導を求める請願書を市議会に提出する。同会は2年前にも、同様の請願をしたが、市の説明が同会側と食い違い、事実上の不採択となった。今回は、前回請願時の市の説明に誤りがあったことを示す「新証拠」を添え、より公平な審議を求める方針。
 このマンション群建設は、市から要請を受けた都市再生機構(UR)による「香椎副都心土地区画整理事業」の一環。市の補助金などで土地区画整理などを行い、URが業者を公募、整備した土地を販売している。
 場所は、同会会員が暮らす住宅団地に9メートルの道路を挟んで隣接。3業者による計10棟が予定され、既に5棟が完成した。
 同会は「11年前の地元説明会の際、『隣接する住宅団地並みにする』と聞かされた。マンション建設の話はなかった」と主張。2003年、整備された街区の1つがマンション業者に売却され、その後もマンション建設が進んだため05年9月、計画変更を求める請願書を市議会に出した。
 市は、市議会第四委員会で「URに確認したところ、一戸建て住宅にする予定地とは説明していないという。市もそうした事実は確認できない」などと答弁。請願は継続審議となり、結局、今春の議会改選まで採択されることはなかった。
 そこで、今回請願で同会が提出する「新証拠」は03年にURが作成した資料。URの情報公開制度で入手した。「戸建街区の集合住宅地化」との記述がある。歩道や道路が入り組んでいた土地を整備、大きな建物が建てやすい街区にする3回目の「事業計画変更」に関する内容で、添付図面にも同様の表現がある。
 同会は「一戸建て住宅用の予定地をマンション群建設に計画変更した証拠になる。前回請願の際UR側は虚偽の説明を行った」と話している。
 これについて、市は「当時の答弁はURに確認した内容の範囲内。行政の役割は土地の用途指定までで、マンションにするか一戸建てかなどの活用はURの判断になる」と説明。UR九州支社は「(同会が問題視している)資料の文言は適切でなく、当時の担当者の書きすぎだと思う。ただ、マンション建設があり得ることは当初から住民に説明してきた」と話している。
=2007/06/26付 西日本新聞朝刊=
最終更新:6月26日10時6分

引用元:西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070626-00000004-nnp-l40
一戸建て

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