2007年6月29日金曜日

一戸建て&マンションに住んでいる方へ 震災に備えましょう 

いざというときのために天水おけの水を使えたらいいですよね。 仙台の一戸建てやマンションだけでなく、全国の一戸建てやマンションにも設置できたら安心ではないでしょうか?


安心もためる天水おけ 仙台・福住町町内会が普及に力
6月20日15時11分配信 河北新報
 仙台市宮城野区の福住町町内会が、天水おけの水で震災に備える町づくりを目指している。各戸の軒下におけを置いて雨水をため、被災時は雑用水として使う。おけはウイスキーのたる製で、値が張るのが難点だが、住民の理解を得て、将来は全世帯に備え付けたい考えだ。
 天水おけは、おけの普及を図る仙台市のNPO法人「仙台リバーズネット梅田川」の協力で設置を進め、これまで13戸に設けた。
 おけは雨どいの配水管につなげ、約200リットルの水をためる。おけに付けた蛇口から水を取り、被災時は手洗いや水洗トイレの水に使う。普段でも洗車やガーデニング用の水として重宝する。
 福住町は梅田川の下流にあり、大雨が降ると川があふれ、一帯が水浸しになることが少なくない。おけの設置には、急激な増水を緩和する効果も期待している。
 自宅におけを設けた主婦高木陽子さん(64)は「災害時にどれぐらいの効果があるのかは分からないが、町内の至る所に天水おけが備えられていることだけでも安心感がある」と話す。
 おけの価格はたる代に加工、設置費を入れて約4万6000円と比較的高い。約2万円のポリエチレン製もあるが、買い求めやすい値段とは言えない。公的助成がなく、設置者が全額を自己負担せざるを得ず、普及が進まない可能性もある。
 町内会は一戸建てで約340世帯で、マンションの住人を含めると約840世帯に上る。
 柴山準一副会長(68)は「高価なので無理強いはできないが、住民向けの防災講座を開いておけの必要性を説き、設置世帯を一戸でも増やしたい」と話している。
 町内会は宮城県沖地震に備えて被災マニュアルを作るなど、防災に力を入れている。2月には、茨城県日立市の町内会と被災時はお互いに支援物資を提供し合う協定を結んだ。

最終更新:6月20日15時11分

引用元:河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/06/20070620t15039.htm
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